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聖火リレー始まる 石垣は予定通り公道で

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東京オリンピックの沖縄での聖火リレーがスタートしました。5月1日と2日の2日間で約180人のランナーが聖火をつなぎます。

午前10時、お笑いコンビガレッジセールのゴリさんが沖縄の最初のランナーとして第一歩を踏み出し、県内での聖火リレーがスタートしました。新型コロナの影響で、沖縄本島では公道を走るリレーは中止となり、1日は名護市民会館周辺を往復するルートで行われました。

一方、予定通り公道を使って聖火リレーが行われた石垣島では14人のランナーがトーチをつなぎました。アンカーはもちろん、この人。沿道には旗を持った市民や観光客が集まり、声援を送りました。

具志堅用高さん「無事、聖火が日本の最南端石垣島へつなぐことが出来ました」

2日は糸満市の平和祈念公園内のコースに加え、座間味島でサバニを使ったリレーが行われます。

聖火リレー始まる 石垣は予定通り公道で

聖火リレー2日目

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5月2日、東京オリンピック、沖縄での聖火リレーは2日目がスタートしています。

リポート寺崎未来「澄み切った青空の下、沖縄での聖火リレー最終日、2日目がスタートします」

聖火リレー2日目は糸満市摩文仁の平和祈念公園特設ステージをスタート。沖縄本島ではこの公園を周回するコースで、座間味島では、聖火をサバニに乗せて、海の上でリレーが行われます。

ランナーたちは夏を思わせる日差しの下、笑顔で聖火をつないでいます。聖火リレーは午後7時ごろ、最終ランナーがゴールする予定です。

聖火リレー2日目

聖火リレー2日目 海の上でつなぐ

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2日、東京オリンピック、沖縄での聖火リレーは2日目。糸満市の平和祈念公園や座間味島の海で聖火をつないでいます。

リポート寺崎未来「澄み切った青空の下、沖縄での聖火リレー最終日、2日目がスタートします」

聖火リレー2日目は糸満市摩文仁の平和祈念公園特設ステージをスタート。沖縄本島ではこの公園を周回するコースで聖火をつないでいます。

ヘリリポート山城咲貴「今、座間味島の人たちの思いを乗せた聖火が海の上でつながれました」

また座間味島では、聖火をサバニに乗せて、海の上でリレーを行いました。古座間味ビーチから聖火を乗せたサバニが出発。海上に待ち受けた地元の中学生たちが漕ぐサバニにつなぎ、ビーチに戻りました。

サバニを漕いだ生徒「緊張したけど本番はちゃんと成功させられて良かったです」サバニを漕いだ生徒「(聖火リレーは)昔から続いていることなので、自分たちがこうやって目の前で見られてとてもすごいと思いました」サバニを漕いだ生徒「トーチが点火されたとき、ああこの炎消しちゃまずいなって思った」「疲れたっちゃ疲れたけど、達成感ハンパない!」

沖縄での聖火リレーはこのあと午後7時ごろ、糸満市の平和祈念公園で最終ランナーがゴールする予定です。

聖火リレー2日目 海の上でつなぐ

沖縄での聖火リレーがゴール

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東京オリンピックに向けた沖縄での聖火リレーは5月2日最終日を迎え2日間合わせて178人のランナーがつないだ聖火がゴールしました。

2日間の日程で行われた聖火リレーは、沖縄本島では無観客で実施され、名護市民会館周辺を周回するコースと糸満市の平和祈念公園内を走るコースで行われました。

一方で石垣島では公道を使い観客を入れてリレーが実施されたほか、座間味島では島の住民や中学生らがこぐサバニに乗せて聖火がつながれました。

沖縄での聖火リレーは宮古島で中止を余儀なくされるなど新型コロナの影響を色濃く受ける形となりましたが、それでもランナーたちは聖火に希望を乗せ、笑顔で走り抜けました。

2日間合わせて178人のランナーがつないだ聖火は、5月2日午後7時ごろ最終ランナーである上原恋芽さんの手によって聖火皿に点火され、次の開催地である熊本県へとつながれました。

沖縄での聖火リレーがゴール

聖火リレー聖火に込めた思い

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寺崎アナウンサー「大切な人へ、沖縄へ、それぞれの思いを込めて聖火リレーをつないでいきます」

2日間にわたり行われた聖火リレーでは178人のランナーが聖火をつなぎました。その一人ひとりに聖火に込めた思いがありました。先天性の脳性まひで、生まれつき体を動かすことが難しかった屋良和歌子さん。

屋良和歌子さん「幼いころからみんなと一緒にスポーツ、体を動かすことを含めて全部したいなっていう気持ちはあったんですけど、なかなか体を動かす競技とかそういうことができず悔しい思いもたくさんしたんですけど」

聖火リレー聖火に込めた思い

それでもめげずに、成人後は車いすバスケットやサッカーなどに挑戦してきた屋良さん。体を動かすこと、みんなでスポーツができる喜びを知り、今回、聖火ランナーにも挑戦しました。

屋良和歌子さん「あと聖火リレーも一つひとつの火をみんなでつなぐっていう意味ではすごくありがたい経験だなって聖火を運びながら、とても一人で感動していて」「周りに笑顔を届けられて、しかも希望も届けられてというので、すごくいいなと思っている」

またこちらは、走行前に写真を撮る大崎さん家族。ランナーをつとめる優心(ゆい)さんのそばには1枚の写真がありました。

父・孝治さん「娘と私たち家族は私の転勤で他県にいましたが、娘はバドミントンをやっていて、そういった競技をやっている姿を見せたかったのですが、なかなかそういう機会がなく、その前に(沖縄にいた)祖母は亡くなってしまいましたので」

優心さんの祖母・勝美さん。優心さんがスポーツで活躍する姿や、オリンピックの開催を楽しみにしていましたが、それらを見る前に、亡くなってしまいました。

聖火リレー聖火に込めた思い

大崎優心さん「おばあちゃんはすごく東京五輪を楽しみにしていたので私もオリンピックに関われたらと思って応募したし、おばあちゃんが楽しみにしていた思いも込めて走った」「コロナ禍で規模縮小された中での実施だったけどおばあちゃんも天国からきっと見てくれたしきっとおばあちゃん自身も喜んでくれたかなと思った」

福地良夫さん「気持ちが高ぶっているというか感激でいっぱいですね」

前回の東京オリンピックが開催された1964年に聖火ランナーの伴走をつとめた福地良夫(ふくち・よしお)さん。今年はなんと孫の健人(けんと)さんが聖火ランナーを務めることになりました。奇しくも57年前の福地さんは、今の健人(けんと)さんと同じ読谷高校2年生でした。

福地良夫さん「まるで夢のようですよ」「私と孫が聖火リレーで走れるということは孫が走ってくると自分が走った当時を思い出すんじゃないかと思っています」

屋嘉健人さん「とても楽しかったです」「いくつもの縁が重なってこうなってきているんじゃないかなと思うので、改めておじいちゃんとか周りの人にたくさん感謝したり本当にすごいことだなと思います」

福地良夫さん「私の思い本人の思いを(トーチに)乗せて一生懸命走ってくれたと思っています」

そしてもう1人、1964年の聖火リレーを良く知るのが宮城勇さん。57年前の聖火リレーで沖縄の第一走者をつとめました。当時の聖火リレーは全国で沖縄から始まったため宮城さんは日本で最初の聖火ランナーでした。

聖火リレー聖火に込めた思い

宮城勇さん「日の丸の波と人の波、そういう印象ですね。」

当時、アメリカ軍統治下にあった沖縄では祝祭日以外の日の丸の掲揚は禁じられていましたがこの日だけは、聖火を日の丸で迎えることをアメリカ軍も黙認。祖国復帰運動が盛んだった時期でもあり、沖縄の人にとって聖火は、「希望」だったといいます。

宮城勇さん「前回の大会は(戦後)復興の途中にあって国民全体があすの未来を夢見た年でした。沖縄にとってもオリンピックの大きなイベントがスポーツだけでなくて沖縄の社会にも影響を与えるような大きなエネルギーとなるような大会になってほしいとそう思いますね」

57年前の東京オリンピック・聖火リレーが沖縄に与えたパワーを知っている宮城さんにとってコロナ禍に揺れる、今回は大会の成功を強く願いながらのリレーとなったようです。

宮城勇さん「聖火リレーもオリンピックについても、たくさんのいろんな意見がありますけれども、私はこう思うんですよ。私は今こそ日本の皆さんがコロナ禍の対応、そして同時にオリンピックの成功のためにですね、今こそワンチームになってほしいなと。みんなでこのオリンピックを成功させるため全力の応援をですね、お願いしたいなとこう思います」

聖火リレー聖火に込めた思い

それぞれの思いを込め178人のランナーがつないだ聖火。そのゴールを待つ特設ステージではKiroroの2人が歌で華を添えます。

その歌声に乗せて、沖縄での聖火リレーを振り返ります。

サバニでつなぐ座間味聖火リレー

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「今トーチを掲げたランナーをサバニに乗せて聖火が運ばれています ひと漕ぎひと漕ぎ進んでいきます」

宮里 晃栄さん「トーチ点火されたときにああこの火消しちゃまずいなって思った疲れたっちゃ疲れたけど達成感ハンパない!」

聖火リレーが本島でスタートしたおととい、ここ座間味島では翌日に控えた本番に向け準備が進められていました。舞台は古座間味ビーチ!トーチを掲げたランナーをサバニに乗せて聖火をつなぎます。今回重要な役割を担うのは島の精鋭達で結成するざまみ丸チームと中学3年生たちの海学校チームです。

サバニでつなぐ座間味聖火リレー

風の影響を受けやすい帆掛けサバニとあって次のランナーに火を託す一番重要なトーチキスのタイミングを入念に打ち合わせします。

「左舷側でつけてねこう来たらね、で、そしたらスカイ。トーチ渡したらどうする?セールを下げる。で、帰る。ははは」

また今回座間味を走る予定だった元プロ野球選手の黒木さんが辞退したため補欠候補で登録していた村内在住者の市村陽二さんが急遽担当することになりました。

市村 陽二さん「びっくりしましたね、ここ2日、3日ですかね、決まって。連絡が来て3日になるのでもうバタバタで座間味島から聖火リレーで受け渡しをしてですね聖火をつないでいきたいと思っています」

お互いの走行時間は合わせて12分。当日の風と波を計算しながら時間内に聖火を受け渡しできるようリハーサルを入念に行い本番に向け準備万端です。

喜屋武 栞さん「団長を中心に声かけあって頑張っていきたいです」

中村 友哩花さん「一生に一度しかできない経験だから、みんなで協力して成功させたいです」

宮村 天乃さん「少ししか練習できてないけど出来る限り全力で頑張りたいと思います」

本番当日慶良間ブルーの海が一段と輝きを増しています。

サバニでつなぐ座間味聖火リレー

宮里 哲 村長「大人から子供に繋ぐ、色んな事があると思うんですけど、すべてにおいてみんなが色々楽しんでいい思い出になると思いますし、座間味村にとっても素晴らしい歴史的な1日なると思います」

皆「頑張るぞー!」

卒業生「去年はできなくて悔しかったけど座間味で聖火リレーができて後輩たちも一生懸命漕いでいたから良かったです」

卒業生「一生に一度の経験をしたと思うので(思い出を)大切にしてほしい」

帆をかけて風を利用しウエークで力強く漕いでスタートからゴールまでのおよそ500Mを2艘の伝統的なサバニで無事聖火をつなぐことができました。

糸嶺 好海さん「尚玄さんが話しかけてくれたり写真撮ってくれたりして不安が和らぎました。最高の思い出です」

サバニでつなぐ座間味聖火リレー

中村 澄海さん(すかい)「緊張してたけど本番はちゃんと成功させられて良かったです」

宮里 晃栄さん「もし(サバニが)ひっくり返って沈没したらどうしょうかと思ってたけど案外そんな心配しなくてよかったなと思った」

五味川 陽向さん「(聖火リレーは)昔から続いていることなので自分たちがこうやって目の前で見られてとてもすごいと思いました」

宮村 幸文さん「無事ついてくれたのでトーチキスができたので船から見渡す風景もすごく感動しました」

座間味にやってきた聖火リレーざまみ丸の大人たちから海学校の子供たちへサバニの伝統を次の世代へと受け継ぎ新たな歴史の1ページを作りました。

大崎 優心さん「おばあちゃんはすごく東京五輪を楽しみにしていたので」

福地 良夫さん「まるで夢のようですよ」

聖火リレーという華やかな舞台のなかで大切な人やこれからの沖縄のためにとランナーを務めた人たちがいました。

57年ぶりにつなぐ「夏の聖火」本島2会場と2離島178人のリレー

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「今トーチに火がつけられました2日間に渡る沖縄での聖火リレーが始まります!」

おととい午前10時お笑いコンビ・ガレッジセールのゴリさんが第一歩を踏み出してスタートを切った、沖縄での聖火リレー。

ガレッジセール・ゴリさん「57年ぶりに(沖縄に)この炎が来たんだと、しかもその炎を俺は持てるんだという光栄さ。オリンピックの祭典が始まる序章としてのこの聖火リレー、この一端を担える喜びと、光栄なことですから、そういう部分ではしっかりと選ばれたことを味わって光栄に思って走ろうと」

57年ぶりにつなぐ「夏の聖火」本島2会場と2離島178人のリレー

夏のオリンピックとしては実に57年ぶりの沖縄での聖火リレー。しかし新型コロナの影響で沖縄本島では、公道でのリレーを断念し、1日目は名護市民会館周辺、2日目は糸満市の平和祈念公園内の2つのコースのみで実施となりました。

PCR検査を受けた、ランナーの家族らのみ入場が認められましたが原則無観客での開催となり、会場の周りには、人が集まることを防ぐために中が見えないよう白い幕が張り巡らされるなど、どこか物々しい、厳戒態勢での聖火リレーとなりました。

それでも参加したランナーたちは1人1人に割り振られた約100mのコースを思い思いに彩りながら、聖火をつないでいきました。

デフフットサル日本代表・宮城実来さん「障害を持っていてもあきらめずに最後までやれば、夢は叶う私はそう信じているので皆さんもあきらめずに最後までやってほしいと思っています」

浦崎政克さん(参加者最高齢91歳)「平和のシンボルの聖火を自分が握ってつないだということが本当に感動的」

小谷仁人(こたに きみひと)さん「ちょっと聖火にしてみようと 頭も 数日前に染めた」

Q.お父さんどうでしたか?中村晃大さんの娘さん「かっこよかった!」

57年ぶりにつなぐ「夏の聖火」本島2会場と2離島178人のリレー

竹内清文(たけうち きよふみ)さん「お父さん、お母さん、走っています!」「LGBTの講演活動をやっていて、それを評価していただいて走った自分自身LGBTの当事者で、お父さんとお母さんにはいろいろ苦労をかけた面もあったのでちょっとでも親孝行になればなというのがあって」

HY 仲宗根泉(なかそね いずみ)さん「走ることができたよというよろこびの気持ちを表すことができたらいいなと思って、ずっと笑顔で、(トーチが)重たいなと思いながらも頑張った」

老若男女問わず、有名無名にかかわらず障害の有無も関係なく、聖火は平等につながれていきました。

「およそ3キロに渡る石垣の聖火リレーまもなくスタートです」

こちらは予定通り、公道で行われた石垣市の聖火リレー。スタート地点では沿道を埋め尽くした多くの人がその瞬間を待っていました。

見に来た人「楽しみで待っていました」「めったに見られないものを見られることが一番良いかなと思って」

第一走者を務めるのは平良常(たいら・つね)さん。視覚障害を持つランナーを支援するジョギングサークルの仲間も見守ります。

サークルの仲間「みなさんに笑顔を振りまいて走ってもらえたら良いと思います」

大きな拍手の中でスタート!平良常さん「仲間がたくさん応援に来ていて本当に涙が出るほどうれしかったです。すごく感動しました」

日本最南端のコースをつないでいく聖火。その光にはたくさんの思いが込められました。

池田卓さん「スポーツで与えられることって大きいと思いますので」「オリンピックにたくさんのものを与えてほしいなという希望を持ちながら一生懸命走りました」

57年ぶりにつなぐ「夏の聖火」本島2会場と2離島178人のリレー

そして、最終ランナーとして登場したのは、この人!石垣が誇るボクシングの元世界王者・具志堅用高さん!石垣島に初めてやってきた聖火リレーは、たくさんの笑顔の中でゴールを迎えました。

具志堅用高さん「笑顔をみんなの見たら勇気もらいましたね。また頑張っていきたいと沖縄のためにみなさんに勇気とやる気を与えたい」

聖火リレーは当初の予定より規模が縮小され沖縄本島の2会場と、2つの離島のみでの実施とはなりました。ただそれでもそれぞれの場所で、一人ひとりが思いをもって聖火をつなぎました。

車いすで「本島一周」に挑戦した女性

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先月、車いすで沖縄本島一周をめざす女性の挑戦についてこの番組でもお伝えしました。女性は10日間を目標として掲げていましたが、果たして達成することはできたのでしょうか。

先月下旬、夢の実現にむけて、ひとりの女性が、沖縄を訪れました。北海道の中環さんです。環さんの夢は、車いすで日本を一周すること。その最初のスタート地として沖縄を選びました。

環さんは、37歳のときに交通事故で左半身にまひが残りました。車いす生活がはじまって10年、日本一周の夢を行動に移そうと決めたのは、去年父親を亡くしたことがきっかけです。登山家だった父・実さんは、凍傷で指を失いながらもヒマラヤなど世界各地の山々に登り続けていたといいます。

車いすで「本島一周」に挑戦した女性

中環さん「父は言い訳をしないで山にずっと上り続けていたので、私も経済的とかそういうのを言い訳にしないで、やりたいと思ったことをまずは準備してみようと」

先月24日、車いすの旅、初日をむかえました。一緒にいるのは、長女・岬さんと介助犬のファーガス、車で並走して、環さんをサポートします。携帯を充電するためのソーラーパネルや寝袋などあわせて4キロの荷物を背負い出発です。

中環さん「よろしくお願いします。行ってきまーす」

今回のコースは、那覇空港から西海岸をまわり、最北端の辺戸岬を経由して東海岸を南下、再び那覇空港に戻ります。1日40キロを走り、10日かけて本島1周400キロを走破する計画ですが、初日は、半分の20キロで終了することになりました。2日目からは、次第に沖縄の道にも慣れて、1日40キロのペースで走行します。沿道で声をかけてくれる人も次第に増えてきました。

車いすで「本島一周」に挑戦した女性

男性「頑張って。なんか元気もらいました」

中環さん「私がやることで、私だけじゃなく周りの人も、イェーイってなってくれるのが嬉しい。イェーイって思ってもらえるように頑張りますわ」

そして先月29日、ついに本島最北端辺戸岬に到着!達成感を抱えながら、東海岸側へと向かう環さんを、その先、思いもよらぬ事態が待ち構えていました。

中環さん「ずっと上り 登山だねこれは 苔は滑るし厳しいですちょっと車いすでは無理だね」

車いすで沖縄本島一周400キロ走破に挑む北海道の中環さん。最北端の辺戸岬を越えた先に、試練が待ち受けていました。苔でびっしりと覆われた歩道。タイヤが滑ってしまい、うまく前にすすめません。

中環さん「歩道から車道にもね段差が高いから下りようにも下りれないの。きつい。」

環さんは、やんばるの山道を進むことを断念しました。

中環さん「情けない、怖かったの。そこで途中まで行ってみようと思ったけど車いすがグーっとそっちいっちゃうの。車道のほうに。諦めることも肝心…いやぁ…」

車いすで「本島一周」に挑戦した女性

車で移動するのは険しい山道のみで、歩道のある場所から再スタートです。この道は、快適そうな路面かと思いきや…

中環さん「無理だ。」歩道が途切れていたため、引き返すことになりました。

中環さん「こういうのが1日4~5回ある」この日、環さんは、車いすを念入りに整備していました。

中環さん「きょうでゴールします。10日め。きょうはね最後だからずっと笑顔で走りたい」「お願いします」声援「頑張って」「がんばってー」「ファイト―!」

最終日はこれまでで最も長い66キロを走る予定です。沖縄市泡瀬からゴールの那覇空港まで、12時間以上こぎ続けなければなりません。焦りと緊張が環さんにのしかかります。

中環さん「ごめんつかれてるね、もうね。集中集中。」

スタートから5時間が経過、32キロ地点。南城市の道の駅に到着しました。ここで環さんの幼馴染とその職場の仲間が合流。ゴールまで伴走などサポートをしてくれることになりました。一緒に走る人がいる安心感からか、環さんのスピードも上がります。

母を支えてきた岬さん、今回の挑戦で環さんの新たな一面を知ったといいます。

長女 岬さん「こんなにやり遂げるような力を母はもっていたんだなっていう。不安がいっぱいあるなかで、それでもやり遂げようって頑張っている母をちょっと尊敬します」

最後の休憩ポイントは50キロ地点の糸満市米須です。それまで笑顔をみせていた環さんに異変が…。まひのある左足に、激しいけいれんが起きたのです。足の感覚がないため、体が悲鳴をあげていても環さんは気付くことができませんでした。

中環さん「絶対ゴールするから」

けいれんが収まると、1秒でも惜しいとすぐ出発します。

中環さん「応援し続けてくれた人にゴールを見せたいと思うもんねどうしても見てほしい」

環さんは、今回の道中で、実にたくさんの声援をうけてきました。温かい食事を提供してくれた人、テントを張らせてくれた人、道案内をしてくれた人、応援してくれたすべての人たちへの感謝の気持ちを「完走」という形で伝えたいのです。

中環さん「頑張るよ あとちょっと、笑顔で行こう」

車いすで「本島一周」に挑戦した女性

走り始めてから12時間が経過、那覇空港が見えてきました。ゴールまであと1キロ弱です。

緩やかな下り坂を味方にラストスパートかけた矢先…ゴール目前で、まさかの転倒。木の根っこに引っかかってしまったのです。

中環さん「あともうちょっとだったのにな」

転倒の衝撃で前輪が歪み、まっすぐ進むことができません。そして午後10時。ついに環さんがゴールに姿を現しました。

中環さん「終わった 終わっちゃった」

10日間の走行距離は、356.48キロ。本島一周400キロ走破とはいきませんでしたが、環さんの顔は晴れやかです。

中環さん「おいで。ありがとう」岬さん「がんばってくれた」環さん「よかったね。ありがとう」

中環さん「私がやることで皆さんが元気になってくれたら嬉しいとか偉そうなこと言っていたけど、逆逆、もう皆さんに私が元気とか勇気とか考え方とか教えてもらって、今回走ってみてなんか自分がやりたいことにこんなに沢山の人たちが応援してくれたのがすごくうれしい」

車いすで日本一周という環さんの大きな夢の第一歩を、たくさんの人の声援が後押ししてくれました。

中環さん「正直冗談抜きでしばらく車いすはこぎたくない。座りたくもないと思うけど、じゃどうやってどこに行くんって話だから、それは無理なんだけど。もうちょっと鍛えますわ、精神と筋肉を」

車いすユーザーがひとりで、沖縄各地を回ることは、歩道などのハード面でまだ厳しいともいえます。環さんの挑戦する姿から健常者が考えることもたくさんあると思います。


琉球ブルーオーシャンズ 九州遠征の結果を報告

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沖縄初のプロ野球球団、「琉球ブルーオーシャンズ」の監督らがQABを訪れ、4月に行われた九州遠征の結果を報告しました。

NPB日本プロ野球機構参入を目指す琉球ブルーオーシャンズは、4月、初の県外での試合となる九州遠征に臨み、独立リーグ九州アジアリーグに所属するチームを相手に7勝3敗1分けと大きく勝ち越しました。

チームを率いる清水直行監督は、さらなる実力向上を図る一方で、県内への発信力も課題の一つだと話しました。

琉球ブルーオーシャンズ清水直行監督「いつかコロナが明けて、沖縄県内で週末にたくさんの人に見てもらいながら試合をしたいというのがあるんですけど、課題はたくさんあって」

5月20日からは、広島や巨人などNPBに所属するチームの二軍と強化試合を行うことになっています。

琉球ブルーオーシャンズ 九州遠征の結果を報告

元キングス 山城吉超バスケスクール開校

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キングス元選手のチャレンジをお伝えします。bjリーグ時代のキングスでファンを沸かせた山城吉超(やましろ よしき)さんがバスケットボールスクールを開校してジュニア世代への指導をスタートさせました。

山城吉超さん「このチームで大事にしたいのはただスリーメンをするのではなくてちゃんと走るコースを分かって走ってもらいたいのとしっかりそのコースを走ってゴールにミートしに行く」

先月から小中学生向けのスクールを始めた山城吉超(やましろ よしき)さん。

久米島出身の189cm。興南、大商大と進み2007年から14年までbjリーグ時代の琉球キングスに在籍しました。ゴール下での気迫あふれるプレーは沖縄のバスケファンを沸かせました。

元キングス 山城吉超バスケスクール開校

山城吉超さん「前々からスクールや子どもたちにバスケを教えたりせっかくキングスにいたので貢献できたらなと思っていたが、先月のオープンスクール(体験会)で来ていただいて。こちらでやりたいという子たちに加入してもらって(U-15 クラブチームが)きょうから始動という形」

スクールでは初心者から経験者までクラスを分けて指導していますがこの日は経験者中心のU-15クラブチームの活動開始日。山城さんの元で学びたいと集まった中学1、2年生13人が参加しました。

チームの唯一の2年生 キャプテンの神谷敏和(かみや としかず)選手は山城さんの現役時代を覚えていると話します。

神谷敏和主将(中2)「ゴール下でバンバンぶつかりあっていくところが印象に残っている。最後の1秒まであきらめないチームを目指したい」

玉城ジャェライ・リュウ選手(中1)「中学校で習うものだけではなくてクラブチームだからこそ習えるものがあると思うので。クラブチームはいろいろ上手い人が集まってきているので上手い人たちの中でプレーしたいと思って入った」

そして山城さんに憧れているのは集まってきた選手だけではありません。スクール開校を後押ししたのは・・・

元キングス 山城吉超バスケスクール開校

興南高の後輩泉 翔(いずみ しょう)コーチ「気持ちを全面に出したプレーをキングスの時から学生の時からそうだが。それに憧れて僕も一緒にやりたいと思っていた。バスケ自体がトランジション(攻守の切り替え)が肝のスポーツなので守って走れるチームを作りたい」

顔合わせ初日でしたがゲーム形式の練習では個人技でもチームプレーでも選手たちは伸び伸びコートを駆け回っていました。

山城吉超さん「(中学)1、2年生がメインなので早めにいろいろ経験させて本人たちの代(最上級生)になった時にいいプレーができたり試合に勝てたりとか気持ちの強い子たちに育ってくれたらいいなと思う」

大きなコーチと大きな志を持った選手たちは新たな一歩を踏み出しました。

bjリーグ時代からのキングスファンにとってはうれしいニュースとなったのではないでしょうか?練習場所や日時、連絡先など詳しい情報はホームページをご覧ください。子どもたちの送迎など、問い合わせや相談も気軽にしてほしいとのことです。

喜納翼 東京パラ内定

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日本パラ陸連はきょう午後、東京パラリンピックの推薦内定選手を発表し喜納翼選手が車いすマラソンでの、パラリンピック初出場を決めました。

うるま市出身の喜納選手は現在もコーチをつとめる下地隆之さんと出会い2013年から競技を始めると、メキメキと頭角を現し

2019年に大分国際マラソンで(1時間35分50秒の)日本新記録を出したほか東京マラソンでの優勝をはじめ数々の輝かしい成績を残してきました。

現在、喜納選手は世界マラソンランキングで4位に入っておりパラリンピック出場が内定しました

この吉報に喜納選手は「ようやくスタートラインへの一歩を踏み出せたことを報告できることが何よりうれしく思っております。現在スポーツに限らず様々なイベントが開催の是非を問われる時世でこの東京オリンピック・パラリンピックも例外ではないと理解しています。今は車いすマラソンの一選手として出来る事は限られていますが最大限の予防をし、悔いのない走りをすることが私に与えられた使命だと自認し、走ることで恩返しをしていきたい」とコメントを発表しています。

喜納翼 東京パラ内定

キングスCS準決勝進出

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キングスCS準決勝進出

プロバスケットボールBリーグの日本一を決めるチャンピオンシップで、琉球キングスは17日、準々決勝を勝ち抜いてベスト4入りを決めました。

富山グラウジーズを沖縄アリーナに迎え、1勝1敗のタイで行われた17日の第3戦。勝ったチームが準決勝進出となる緊張感の中、キングスに流れを呼び込んだのは今村佳太。3ポイントシュート7本など27得点とチームをけん引しました。

そして17日、31歳の誕生日岸本隆一は16得点。結果キングスは富山に競り勝って2勝1敗。チャンピオンシップ準決勝進出を決めました。キングスの準決勝は今週土曜日22日からです。

県高校総体 陸上・サッカー

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県高校総体です。先週末から5競技が始まりました。きょうは陸上とサッカーをお伝えします。

タピック県総ひやごんスタジアムであすまで行われる陸上競技。新型コロナ感染拡大に伴う緊急事態制限で関係者以外の入場はできない形で開催しています。

23日、行われたスプリントの華100mの男子では第5レーン那覇西3年のワォーターズ稀杏(きあん)選手が中盤から一気に加速してのゴール。エースの貫録を見せました。

女子100mはブルーのユニフォーム石川の2人がトップ争い。制したのはこちらも3年生エース石嶺真鈴(いしみね まりん)選手でした。

男子棒高跳びでは普天間3年の山城亜倫(やましろ ありん)選手。2位に40cm差をつける4m40を成功させ優勝を決めました。自己ベスト4m50を越える4m60への挑戦は惜しくも成功ならず。課題を来る大舞台へとつなげます。

県高校総体 陸上・サッカー

山城亜倫選手「目標がインターハイ(全国)入賞になるので次のラウンド南九州総体でしっかり自己ベストで優勝してインターハイにつなげていけるようもう1回自分を見つめなおして練習に取り組んでいこうと思う」

また23日は注目種目の一つ男子5000mが行われました。去年12月の全国高校駅伝で県最高タイムの34位と大健闘した北山勢がレースの中心です。

序盤から先頭でレースをけん引したのは上原琉翔(うえはら りゅうと)選手。先月神奈川県で行われた日体大競技会で5000m 13分56秒84の県高校記録を打ち立てたばかりですが。そのチームメイト嘉数純平選手。レース後半、気温30度あまりで湿度も高い中トップに躍り出ました。結果このままゴール。14分52秒34の大会新記録を打ち立てました。

嘉数純平選手「大会新記録が出せて良かった。南九州・全国(総体)はレベルが沖縄とは全然違うのでしっかりそれにまた合わせて戦っていけるようにしていきたい」

インターハイでの活躍を目指してこの夏も切磋琢磨が続きます。また女子の投てきでは、実力者の那覇西2年友利晟弓(ともり なるみ)選手が砲丸投げに登場。最終6投目で12m29を記録して優勝しました。

友利晟弓選手「自己ベストが12m55で。記録はあと少しで悔しい面もあるが優勝することができてうれしい」

友利選手は24日行われた円盤投げでも優勝。南九州、全国に向け好スタートを切っています。

県高校総体 陸上・サッカー

かわっては石垣市で開催されたサッカーです。決勝が行われた23日、女子は美里とコザが対戦しました。暑さとも連戦の疲れとも戦う中後半に美里が連続得点を奪いました。2-0で勝った美里が県総体連覇を果たしました。

一方男子は那覇、宜野湾がともに譲らず勝負はPK戦へ。那覇は5人連続で成功。5-3で制して6年ぶりの県総体優勝です。

県総体は今週29日から来月2日までが集中開催となっています。バスケやバレーなど全31競技で熱戦が展開されます。

プロバスケット・キングス 初のファイナル進出ならず

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プロバスケット・キングス 初のファイナル進出ならず

プロバスケットボールBリーグの琉球ゴールデンキングスは5月24日チャンピオンシップセミファイナルの第3戦に敗れ初のファイナル進出はなりませんでした。

1勝1敗で迎えた千葉ジェッツとのセミファイナル・第3戦は序盤から一進一退の攻防が続きます。

千葉が外からのシュートを立て続けに沈め得点を重ねると対するキングスは千葉の司令塔である富樫勇樹にプレッシャーをかけ続けボールを奪い得点につなげるなど前半が終わって1点差と両チーム一歩も譲りません。

ところが、後半に入るとキングスのシュートがリングに嫌われ始め勢いを失い千葉に連続得点を許し点差を広げられます。

最後まで攻める姿勢を見せたキングスでしたが初のファイナル進出はならずベスト4で今シーズンを終えました。藤田弘輝ヘッドコーチは会見で「非常に悔しかったです。本当に良いチームだったのでもっとみんなと一緒に戦いたかったというのが率直な気持ち」と述べました。

新型コロナの影響による試合日程の変更などにより5月24日までに11試合を戦い抜いたキングス。来シーズンはさらなる高みを目指します。

プロバスケット・キングス 初のファイナル進出ならず

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プロバスケット・キングス 初のファイナル進出ならず

プロバスケットボールBリーグの琉球ゴールデンキングスは、5月24日チャンピオンシップセミファイナルの第3戦に敗れ、初のファイナル進出はなりませんでした。

1勝1敗で迎えた千葉ジェッツとのセミファイナル・第3戦は序盤から一進一退の攻防が続きます。千葉が外からのシュートを立て続けに沈め得点を重ねると、対するキングスは千葉の司令塔である富樫勇樹にプレッシャーをかけ続け、ボールを奪い得点につなげるなど、前半が終わって1点差と両チーム一歩も譲りません。

ところが、後半に入るとキングスのシュートがリングに嫌われ始め勢いを失い、千葉に連続得点を許し点差を広げられます。最後まで攻める姿勢を見せたキングスでしたが、初のファイナル進出はならず、ベスト4で今シーズンを終えました。

藤田弘輝ヘッドコーチ「非常に悔しかったです。本当に良いチームだったのでもっとみんなと一緒に戦いたかったというのが率直な気持ち」

並里成選手「もっと自分たちも期待に応えられるようにもう少し頑張っていかなといけないと思っているので、また来季ステップアップしているキングスを見てほしいと思います」

新型コロナの影響による試合日程の変更などにより5月24日間で11試合を戦い抜いたキングス。来シーズンはさらなる高みを目指します。


喜友名諒が五輪日本代表に正式決定

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金メダルに最も近いとされる空手形の喜友名諒選手が、東京オリンピックの日本代表に正式に決まりました。

25日、世界空手連盟が東京オリンピックへの出場権を得た男女40人の選手を発表し、男子形で喜友名選手の日本代表入りが正式に決まりました。

その発表から一夜明け、練習を公開した喜友名選手。今の思いを語りました。

喜友名諒選手は「オリンピックに向けては何年も前から目標を決めて取り組んできたので、オリンピックの舞台では佐久本先生や仲間とやってきたことをそのまま出すという気持ちは変わらない。残り2カ月を1日も無駄にせず過ごしていこうと思います」と話します。

佐久本嗣男さんは「伝説をつくりたい、満点をとってみたい、沖縄の伝統的な空手なんだというところを世界のみなさんに紹介できればいいなと。県民ともに喜びを分かち合えるようなオリンピックでありたい。必ず勝たせます」と話していました。

2020年12月の全日本選手権では史上最多の9連覇を達成し、さらなる高みを目指す喜友名選手。東京オリンピックの大舞台でも活躍が期待されます。

喜友名諒が五輪日本代表に正式決定

県高校総体 ウエイトリフティング

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県高校総体です。沖縄のお家芸、ウエイトリフティングでは全国優勝を狙う選手たちが活躍を見せました。

バーベルを一気に差し上げるスナッチ。二段階の動作でより重い重量を差し上げるクリーン&ジャーク。この二種目とトータルで競うウエイトリフティングは29日、30日と2日間行われました。

女子55kg級の本部1年比嘉成(ひが せい)選手は高校初めての大会ですが去年2月のアジアジュニアユース選手権のチャンピオンで2024年パリオリンピックの強化指定選手。

初めての県総体では、スナッチ80kgを差し上げこの階級の県高校記録を10kg更新。そしてC&ジャークでは自己ベストの92kgに成功。トータルでこれまでの県高校記録を20kg上回る172kgで優勝。全国に弾みをつけました。

県高校総体 ウエイトリフティング

比嘉成選手「高校になって初めての大会だったのでワクワクの方が大きかった」

成(せい)選手の兄で本部3年、比嘉力(りき)選手は3月の全国高校選抜、男子96kg級のチャンピオンです。

高校世代全国トップを争う実力者は大会新のスナッチ122kg成功。そしてクリーン&ジャークでは150kgの大会新記録成功。しかし自己ベストには及ばず悔しさが残りました。

県高校総体 ウエイトリフティング

比嘉力選手「絶対に全国で(妹・成さんと)2人とも優勝して自分はトータル300kg以上取れるように頑張る」

本部高校でもう1人全国優勝を目指すのが3年の女子64kg超級、仲宗根夢来(なかそね めぐ)選手。

こちらも3月の全国選抜で日本一となりましたが現在、左ひざのケガを抱えています。その中、県総体は確実に上げられる重量で優勝しました。夏のインターハイも全国トップを狙います。

仲宗根夢来選手「ケガを悪化させないようにケアもしながら全国で勝負できるようにしたい」

男子102kg超級の沖縄工業3年、棚原幹勝(たなはら みきかつ)選手も3月の全国選抜で頂点に。県総体でもスナッチで大会新の120kgを挙げるなど貫録の優勝でした。夏以降の大舞台に向けさらにギアを上げていきます。

県高校総体 ウエイトリフティング

棚原幹勝選手「(調子は)めっちゃ良かった。スナッチ145kg・ジャーク180kgで(インターハイ)全国優勝して(秋の)国体も出て優勝したいと思っている」

また会場となった糸満高校勢も男子67kg級の3年、永山盛耀(ながやま もりあき) 選手が優勝など、全国での活躍が期待されます。

若き沖縄のウエイトリフターたちはこの夏も輝きを放ちます。全31競技で熱戦がつづく県高校総体。明日も高校生たちの躍動をお伝えします。

カヌー・當銘 五輪初出場決める

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糸満市出身の當銘選手。ペアでのレースの悔しさから一念発起カナディアンシングルでの東京オリンピック出場です。

糸満市出身の當銘孝仁。30日、石川県で行われたカヌーのカナディアンシングル1000メートルの代表選考会で優勝を果たし、開催国枠でのオリンピック初出場を決めました。

當銘は同じ沖縄水産高校出身の大城海輝とともにカナディアンペアでのオリンピック出場を目指していましたが今月5日のアジア予選で惜しくも敗れシングルでの出場に目標を切り替え選考会に照準を合わせていました。

當銘孝仁選手「(五輪出場は)沖縄出身として誇りだし沖縄の人たちにも(五輪出場の)瞬間を楽しんでほしいと思う。(本番まで)できる分は本当にやって、あわよくばメダルを取りたい」

県出身選手のオリンピック出場内定は自転車ロードレースの新城幸也、レスリングの屋比久翔平選手、空手の喜友名諒選手に続いて4人目となります。

カヌー・當銘 五輪初出場決める

県高校総体 ハンドボール決勝

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豊見城市民体育館で行われたハンドボール決勝。女子は黄色のユニフォーム那覇西と緑のコザの対戦となりました。

序盤から連続得点で主導権を握ったのは那覇西でした。守りでも相手につけ入る隙を与えません。勢いに乗ってリードを広げます。

一方、追う展開となったコザですが、あきらめませんでした。後半になると速攻も決まりだし、追い上げを見せます。

しかし、慌てることなくリードを守った那覇西が勝利。2年ぶり11回目の優勝を果たしました。

那覇西・金城望子主将「2スピードを生かして速攻で攻められるように攻めた。(インターハイの目標は)九州・全国大会どちらでも優勝すること」

県高校総体 ハンドボール決勝

男子決勝は黄色のユニフォーム、県総体16連覇中の興南と白の第2シード・那覇西が対戦しました。

試合開始から速攻の掛け合い。スピード感あふれる、目の離せない展開となりました。接戦のまま迎えた後半、得点を重ねたのは興南でした。

粘り強い守りから流れをつかんでリードを奪います。手に汗握った試合は興南が勝って、県総体連覇を17に伸ばしました。

興南・根間光裕寿選手「(県総体)17連覇することができて正直ホッとしている。夏は全国制覇するつもりで練習に臨んでいく」

県高校総体 ハンドボール決勝

県高校総体 バドミントン 女子シングルス決勝

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先月開催された競技なのですが、新型コロナ対策による時間短縮で1試合だけできなかった女子シングルス決勝がおととい行われました。

県高校総体 バドミントン 女子シングルス決勝

おととい夕方、普天間高校の体育館。シャトルを打ち合う音が響きます。コート上には県総体女子シングルス決勝に進んだ普天間2年の新垣愛選手、そしてもう1人が同じく普天間3年の上里蓮選手。

先月行われた県総体ダブルスではコンビを組んで準優勝して、すでにインターハイ出場を決めました。このシングルス決勝も先月行われるはずでしたが…

上里蓮選手「(会場の体育館の)使用時間が午後5時までで、試合(女子シングルス決勝)をやったら時間が過ぎてしまうということで、後日、この日になった」

新垣愛選手「ちょっともの寂しかった決勝にしては、最後まで決勝ができたのでそれは良かった」

コロナ禍で、体育館の使用が制限された影響で、2人の母校で決勝戦が行われたのです。

1セット21点で2セットを取った方が勝ちとなる試合。後輩ながら、新垣選手の存在が自分を強くしてくれたと語る上里選手は、強気にラインぎりぎりのコースを攻めていきます。

一方の新垣選手。シャトルがアウトになるかどうか見極めつつ、さらに厳しいコースへと打ち返しました。

第1セットは新垣選手が奪いました。仲間のサポートやアドバイスを受け、サイドが変わった第2セット。序盤は最後の夏となる3年生上里選手がリードします。その一方で…

新垣選手「速いスピードを伏せていこうと思って、ショートサーブに切り替えて、そこから自分がやりたいようにゲームメイクしていった」

逆転に成功した新垣選手。そのまま一気に得点を重ねました。セットカウント2-0。去年秋の新人大会につづいた直接対決は再び2年生・新垣選手に軍配が上がりました。

県高校総体 バドミントン 女子シングルス決勝

2人はインターハイにダブルス、そしてシングルスでも県代表として出場します。

上里選手「コロナ禍の中でうまく練習できない時間とか練習量が減ったりしているが、九州・全国に行くときには勝てる試合、絶対に気持ちで負けない試合をしていきたい。それ(準優勝)は悔しい。やっぱり(愛さんは)強いなと改めてこの試合で思った。それでも自分がここまで2位に来られたのも愛さんがいたから、もっと頑張ろうという支えになったので感謝している」

新垣選手「ダブルスのペアとしても全国があるので、明日からまた頑張っていこうと思った

ライバルでもあり、大切な相棒でもある2人の夏は、全国の舞台まで続きます。

県高校総体 バドミントン 女子シングルス決勝
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